2月2日の京都競馬10R・八坂S(4歳以上3勝クラス)で、3番人気リビアングラス(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎)が1着となり、首差の2着に1番人気のインザモーメント(牡4歳、栗東・田中克典厩舎)が入った。どちらも父キズナ、母ディルガの全きょうだいでの1、2着。この2頭は誕生日も同じ2月20日だった。
父母がどちらも同じ馬のワンツー決着は、2018年6月9日の東京4R・障害未勝利戦で兄マイネルフレスコが勝ち、弟ウインカートゥーンが2着だった時以来となる。この2頭は父ステイゴールド、母カートゥーンだった。
きょうだいが同じ日の別のレースで勝つことはたまにあるが、全きょうだいのワンツー決着は珍しい。もっとも、馬たちには分からないことかもしれないが、リビアングラスとインザモーメントの2頭には、これからも切磋琢磨(せっさたくま)しながら強くなってほしい。