【東京9R・セントポーリア賞】エネルジコが父子制覇で無傷2連勝 池添謙一騎手「まだ伸びしろがある」

セントポーリア賞を制したエネルジコ(左から池添謙一騎手、高柳瑞樹調教師)(カメラ・荒牧 徹)
セントポーリア賞を制したエネルジコ(左から池添謙一騎手、高柳瑞樹調教師)(カメラ・荒牧 徹)

 2月2日の東京9R・セントポーリア賞(3歳1勝クラス、芝1800メートル=13頭立て)は、池添謙一騎手が騎乗したエネルジコ(牡、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ドゥラメンテ)が勝利。単勝3・0倍の1番人気に応え、デビュー2連勝を飾った。勝ちタイムは1分48秒2(良)。

 スタートで大きく出遅れて場内がどよめいたが、ポジションを素早く取り返すと後方5番手の内を追走。直線では前が壁になり大きく進路を変える場面もあったが、外に出されると一気にトップギアに入り差し切った。上がり3ハロンは最速の34秒0をマーク。相当な能力の高さを感じさせるレースぶりに、池添騎手は「ゲートの中でガタガタしていて、最悪のタイミングで開いてしまいました。その後は内々でロスなく上手に走れていましたね。ゴーサインを出してからは一気にギアが入って、反応が早かった。それはこの馬の武器です。少し我の強さが出てきているのが課題ですが、まだ緩くて伸びしろもあります。いい馬に乗せてもらいました」と声を弾ませた。

 父ドゥラメンテが10年前に制したレースで、ラストクロップがその血の強さを改めて証明した。次走は未定。

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