★小倉2R・3歳未勝利の馬トク激走馬=ペガサスノース
初戦は好位追走から7着に終わったロードカナロア産駒だが、2戦目は前残りの展開にもかかわらず0秒4差の3着に好走。早くも未勝利突破への視界は広がった。
その前走は上位2頭から少し離されてしまったが、3着争いで並ばれても最後まで抜かせなかった勝負根性は印象的。展開ひとつで勝ち抜けるレベルに達している。
今回は「斤量補正で浮上」と「馬体重あり馬格上位」の2点が激走ポイント。厩舎指数とコンディション指数は特に高いが、やはり斤量3キロ減の52キロ(柴田裕一郎騎手)も魅力で勝負気配が漂う。
★京都6R・3歳未勝利の馬トク激走馬=マテンロウカナロア
18年フローラSを制したサトノワルキューレの半弟。タイプは異なるが、スピードに特化したロードカナロア産駒でマイル前後が適性範囲になりそうだ。
デビュー戦が昨年10月の京都・芝で7着に終わったが、休養を挟んだ2戦目は5着と前進。勝負どころで押っつけながらも伸びてきたようにレースぶりも良化してきた。
激走要因に上がったのは「厩舎が好調」と「好枠引き期待大」。バイタルジョッキーの印はついていないが、今年開幕から好調の坂井瑠星騎手は土曜も3勝の固め打ち。勢いは買いたい。
★東京12R・4歳上2勝クラスの馬トク激走馬=マイネルトルファン
4か月半ぶりだった前走はしぶとく粘りながら0秒5差の7着。馬体重14キロ増が示す通り、馬体が絞り切れない冬場だけあって太め残りが多分に影響している。
2年前の菊花賞(18着)後は故障で長期休養を余儀なくされた6歳馬。その後は3戦を消化したが、短期間で続けて使えるのが故障後では初めて。いかに復調してきたかが分かる。
今回の激走ポイントは「馬体重あり馬格上位」と「斤量補正で浮上」の2点だが、仕上指数で大きな変化を示す赤いマークがついたように、大型馬の叩き2走目で定石通りの上積みが見込める。