【クロッカスS】初勝利を飾ったクラスペディア キャリア0勝による3歳オープンでの初勝利は86年以降初めて

クロッカスSを制したクラスペディア(右、カメラ・荒牧 徹)
クロッカスSを制したクラスペディア(右、カメラ・荒牧 徹)

 2月1日の東京10R・クロッカスS(3歳オープン・リステッド、芝1400メートル=7頭立て)は、ここまで勝利をつかめていなかったクラスペディア(牡3歳、栗東・河嶋宏樹厩舎、父ミスターメロディ)が、初勝利をオープンで飾った。勝ち時計は1分22秒9(良)。

 鞍上の小崎綾也騎手がリズムを重視した結果、自然とハナに立つ形になった。直線でもライバルに先頭を譲ることはなく、初めて最初にゴール板を駆け抜けた。鞍上は「リズム良く行けたのが何より。逃げたときはできるだけ仕掛けを遅らせたかったし、直線でも余力があったので仕掛けのタイミングだけでした。根性があるので他馬が来てからもうひとつギアが上がった」と愛馬の初勝利にうなずいた。

 ここまでのキャリアは4戦0勝だが、小倉2歳Sで2着があるためオープンクラスに在籍。86年以降、キャリア0勝馬による3歳オープン勝利は初めて。オーナーの塚田義広氏にとっても所有馬初勝利と喜び倍増の勝利となった。

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