【京都11R・舞鶴ステークス】あまり組まれていない3勝クラスの牝馬限定戦だけに、4歳馬を中心に好メンバーがそろった。◎バロネッサはダートに転向後〈2〉《1》《1》着。特に今回と同じ舞台の前走は速い流れを積極的に追いかけて、差し馬有利の流れを4番手から抜け出す強い競馬。勝ち時計も翌週の3勝クラスより0秒1速いものだった。
その後は放牧を挟んで調整し、美浦・Wコースでしっかりと攻め込んできた。22日の1週前追い切りでは3頭併せを行い、6ハロン81秒4―11秒1でパワフルな動きを披露した。直前も単走ながらシャープな伸びで、仕上がりは万全だ。半兄にチャンピオンズCで2年連続の3着だったドゥラエレーデがいる血統で、まだまだ伸びる要素は十分。ここも即通用する。
相手は前走で5馬身差の圧勝を収めたネバーモア。昨秋から馬がどんどん良くなってきた印象で、機動力を備えている点も強み。3連勝中のダブルハートボンドは相手強化と初の右回りが気になって▲としたが、ここも突破するようなら楽しみが広がる。