まさに“名は体を表す”だ。2月1日の東京2R・3歳未勝利(ダート2100メートル)でデビューするコパノリッキー産駒ヘビーキュー(牡3歳、美浦・矢嶋大樹厩舎)は、既に580キロ近い超大型馬。除外で当初の予定よりひと月延びたが、矢嶋調教師は「大型馬だけあって余裕があると言うか、延びても全然大丈夫でした」と納得の表情を浮かべた。
ひと月以上付きっきりで江田照が追い切りに騎乗。トレーナーは「癖を知ってくれているし、そこを生かしてもらえたら」と、ベテランの手綱さばきにも期待を込める。
JRA重賞の最高馬体重勝利記録594キロを持つドンフランキーも、新馬戦は576キロだった。「動きもいいし、もしかしたらすごい大物かもしれないですね」と高く評価される“ヘビー級”が、記録更新への第一歩を踏み出す。