佐賀競馬場で2月6日に開催される第52回佐賀記念・Jpn3(ダート2000メートル)のPRに、地方競馬場初のアイドルグループ「UMATENA」から大原萌、有村のあ、望月琉菜、佐賀県競馬組合の関係者が1月30日、大阪府北区の報知新聞社大阪本社を訪れた。
昨秋、九州初のJBC開催で、大いに盛り上がった佐賀競馬で今年初のダートグレード競走。レベルの高いメンバーがそろい、JRAからは昨年の勝ち馬のノットゥルノ(牡6歳、栗東・音無秀孝厩舎、父ハーツクライ)、23年のブリーダーズCクラシックで2着のデルマソトガケ(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎、父マインドユアビスケッツ)。地方勢は、地元佐賀で昨秋のJBCクラシック4着になったシルトプレ(牡6歳、佐賀・真島元徳厩舎、父ワールドエース)、東京ダービー4着のシンメデージー(牡4歳、高知・打越勇児厩舎、父コパノリッキー)などがエントリーしている。
競馬の枠のカラーに合わせた衣装で来社。サブリーダーで3枠・赤色担当の大原は「高知のシンメデージーが地方最強と思っているので、その姿をナマで、近くで感じたいなと思っています」と楽しみにする。
1枠・白色担当の有村は地元のシルトプレに注目。「佐賀移籍後、重賞レースでいい結果を残しています。佐賀の馬は強いんだぞ! というところを見せてほしいです」とエールを送った。
4枠・青色が担当色の望月の注目馬はクラウンプライド(牡6歳、栗東・新谷功厩舎、父リーチザクラウン)。「コリアC、マーキュリーCで1着の馬ですし、佐賀のJBCレディスクラシック(アンモシエラ)で勝った横山武史騎手で楽しみにしています」と分析した。
今年は平日開催を考慮し、昨年より1時間15分遅い19時30分の発走。プレデビューから1周年のUMATENAは、1Rの前にライブを行う予定となっている。望月は「JBCは朝早くからたくさんの方が集まって、ライブを見てくださって思い出に残る一日となりました。プレデビューから1年ということで、皆さんに培ってきたものを、お見せできればと思います」と。気持ちを込めて歌とダンスを披露する。
注目を集める一戦に向け、大原は「1時間遅くなって、ネットでも楽しみやすくなりますが、間に合う方は現地で見てほしいです」とファンとの出合いを心待ちに。有村は「佐賀競馬は人との距離、馬との距離が近く、アットホームなところがいいところで、皆さん応援してください」とメッセージを送った。