◆第39回根岸S・G3(2月2日、東京・ダート1400メートル)=1月31日、栗東トレセン
ダート重賞初Vを狙うフリームファクシ(牡5歳、栗東・須貝尚介厩舎)は角馬場で調整。活気あふれる身のこなしを見せた。北村助手は「順調にきています。(タイトなローテションだが)芝でもこういうローテで使っていたし、タフな馬ですからね」とアピールした。
23年きさらぎ賞以降は勝ち星から遠ざかったが、昨年12月のコールドムーンSからダートに転向し、約1年10か月ぶりの勝利。前走のすばるSも完勝し、満を持しての重賞挑戦だ。同助手は「ダートもジョッキー(Mデムーロ騎手)の進言。時期もタイミングも、全てにおいて合っていたかな」とうなずいた。
ダートでの3戦はいずれも斤量が59キロ。今回は57キロで、同助手は「2キロ減るのは大きいですね。さらに1馬身ぐらい差をつけてくれたら」と期待を込めた。