3月1日付で開業した安田翔伍調教師(35)=栗東=が3月4日、阪神6Rの3歳500万(ダート1800メートル)のオメガパフューム(牡、父スウェプトオーヴァーボード)で初勝利。前日の阪神12Rでの管理馬初出走から、2頭目で記念星を挙げた。
中団の外から少しずつ位置を挙げていき、直線入り口では早くも先頭。そのまま初戦同様にノーステッキで抜け出し、最後は流して2着に6馬身差の圧勝で無傷2連勝を決めた。
安田翔調教師は「1回使ったことで中間に前向きさが出てきていたので、それが悪い方に出なければいいなと思っていました。しっかり環境の変化に対応して、調教通りの走りをしてくれました」と納得の表情。自身の初勝利には「まず無事に帰ってきてくれて良かったです。オーナー、スタッフ、そして2月までバックアップしてくれた(父の)安田(隆行)先生に感謝でいっぱいです。まずはホッとしています」と笑顔を見せた。