「オーストラリアの美しすぎるジョッキー」と呼ばれ、昨夏にはJRAのワールドオールスタージョッキーズに来日したケイトリン・マリヨン騎手(24)が9日、自身のツイッターで引退を発表した。
引退の理由については言及されていないが、3月17日のレースを最後に競馬に騎乗していなかった。今後はメディアの仕事で競馬に携わる予定だという。
同騎手の祖父は、コーフィールドCを3回制したミック・マリヨン騎手。両親と兄、いとこも騎手という一家で育った。自身は10年にデビューし、11/12シーズンにヴィクトリア州の見習い騎手リーディングを女性として初めて獲得。17年にはウィリアムリードSでG1初制覇を果たした。
昨夏のワールドオールスタージョッキーズ(札幌)では勝利こそなかったが、芝2000メートルで行われた第2戦(1600万)で8番人気のゲッカコウを2着に導き、その抜群のプロポーションと、モデルのオファーがあったという美貌とともに注目を集めた。