【京都4R新馬戦】米国産馬ポンペイワームが1番人気に応える ルメール「やるべきことが分かっていた」

逃げ切り勝ちを収めた1番人気の外国産馬ポンペイワーム(左)
逃げ切り勝ちを収めた1番人気の外国産馬ポンペイワーム(左)

 10月27日の京都4R・新馬(ダート1200メートル、16頭立て)は、1番人気の外国産馬ポンペイワーム(牡2歳、父イッツマイラッキーデイ、栗東・石坂正厩舎)が逃げ切り勝ちを収めた。勝ちタイムは1分13秒8。

 好スタートを決めると楽にハナへ。前半3ハロン37秒4のスローに落とした。余力十分に直線を向いてからは、後続との差を詰められる場面もなく、1馬身3/4差をつけて危なげなく押し切った。

 今年3月の米国のトレーニングセールで52・5万ドルで落札された外国産馬。クリストフ・ルメール騎手はセールで仕上げられていた点が強みになったと強調した。「やるべきことが分かっていた。ゲートも速かったし、道中も楽に走っていた。フットワークが速いから、短い距離が合う」と適性を口にした。

 石坂正調教師は「調教時計がなかなか詰またず、あまり手応えはなかったんですけどね。馬にとって今日は2回目の競馬だったんでしょう」と実戦での変わり身に驚き交じりの笑みを浮かべていた。

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