【福島5R新馬戦】オヌシナニモノが6馬身圧勝! 内田「馬が強すぎる」

福島5R新馬戦を勝利したオヌシナニモノ。真ん中は鞍上の内田博幸騎手
福島5R新馬戦を勝利したオヌシナニモノ。真ん中は鞍上の内田博幸騎手

 7月21日の福島5R・2歳新馬戦(ダート1150メートル=16頭立て)は、1番人気のカレンブラックヒル産駒、オヌシナニモノ(牡、栗東・高橋義忠厩舎)が、直線で抜け出し、デビュー戦を飾った。勝ち時計は1分9秒4。

 8枠からのスタートはやや出負けしたが、二の足ですぐに先頭集団にとりついた。ハナに立つと思われたが、なだめて2番手集団外目からリズム良く追走。3角をすぎて徐々にギアを上げ、4角に先頭に立ってからは圧巻の走りだった。稍重の馬場を力強く蹴り上げ、上がりはメンバー2番目の37秒5の末脚を披露。後続をみるみる突き放し、6馬身差をつけてゴールに飛び込み、きっちり1番人気に応えてみせた。

 内田騎手は「馬が強すぎた。時計も早かったし、操縦性が高い馬」と笑顔を見せた。管理する高橋忠調教師は「こんな走るとは思わなかった。ハミをリングに変えて良かった。番組がないので、次は芝も視野にいれています」と驚いた様子。今後は小倉2歳S(9月1日、小倉)も視野に調整をしていく。

 また、カレンブラックヒル産駒としてJRA初勝利となり、記念の勝利を開催最終日となった福島から父へ贈った。

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