デットーリが23日からJRA参戦 契約馬主の吉田氏「ゴルフならタイガー・ウッズが来るようなもの」

ランフランコ・デットーリ騎手
ランフランコ・デットーリ騎手

 今秋の来日が微妙になっていたランフランコ・デットーリ騎手(48)=イタリア出身=が、ジャパンCウィークの11月23日から12月1日まで2週間の短期免許を取得してJRAで騎乗することが10日、分かった。ジャパンC・G1(11月24日、東京・芝2400メートル)では、ルックトゥワイス(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)、チャレンジC・G3(11月30日、阪神・芝2000メートル)ではギベオン(牡4歳、同)に乗る予定。

 当初は9日からJRAで騎乗する予定だったが、5日の豪州G1・メルボルンCで、13日までの騎乗停止処分を受けたため、来日プランが白紙となっていた。契約馬主となる社台ファームの吉田照哉代表は「JCの週からデットーリは来ますよ。日本のファン、みんなが楽しみにしています、と伝えました。ゴルフならタイガー・ウッズが来るようなもの。今年はG1を19も勝っているんだからすごいよね」と来日を心待ちにしていた。

 JRAでの騎乗が実現すれば、2011年の日本ダービー(12着)以来となる。当時は、専属契約を結んでいたゴドルフィンのモハメド殿下が所有する日本調教馬のデボネアに騎乗するため、2日間の短期免許を取得した。今回はそれ以来、約8年ぶりとなる。

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