ルーキーの永島まなみ騎手=栗東・高橋康之厩舎=が10日の函館2R・3歳未勝利(ダート1000メートル、12頭立て)でエルソール(牝、栗東・池江泰寿厩舎、父ディープインパクト)に騎乗して、2着に入り、JRAの函館でのレースで97年の増沢由貴子騎手以来24年ぶりに女性ジョッキーとして連対を果たした。
逃げ切った同期の小沢大仁騎手が騎乗したニューフロンティアには離される形になったが、エルソールは直線に入ってからうまく内の進路を探して残り200メートルから脚を伸ばして、2着。「4コーナーで進路があいていたらもう少し伸びてくれたけど、少し前が詰まってしまった分、直線に入って追い出す形になりました。でも、いい反応をしてくれました」と永島は馬を褒めた。永島自身は北海道ではこれまで札幌での3着(2回)が最高だったが、この2着で自身にとって久々の連対となった。
女性騎手で連対を果たしたのは1997年6月22日の函館12R(500万)で増沢由貴子騎手がレイズスズランに乗って勝利して以来。