古川奈穂騎手は土曜阪神で初の特別レース含む4鞍に騎乗 ハイモビリティは「1回使った上積みもある」

古川奈穂騎手
古川奈穂騎手

 古川奈穂騎手(21)=栗東・矢作芳人厩舎=は土曜の10月23日のみになるが、阪神で4鞍に騎乗する。

 チェルアルコで挑む10RのトルマリンSはデビュー以来初の特別レース騎乗となる。近走は不振だが、今回は未勝利、2勝クラスを勝ち上がっている得意な舞台。大幅馬体増の前走を叩いた上積みで、一変へ導きたい。

 連闘策となる7Rのハイモビリティは1200メートルだった先週は10着。「久々でゲートでつまずくところがありましたが、その後は力通りにこの馬が持っているいいところを出してくれました」と前走を振り返る。今回は4月に初勝利へ導いた条件に距離を延ばしての連闘。「1400メートルの方が前にも行きやすいですし、1回使った上積みもあるかなと思います」と力を込めた。

 4Rのカルドは1週前の追い切りに騎乗した。「気の入りやすいタイプ。コントロールはつくので、前向きさがいい方に出れば。減量を生かしたい」と新馬Vを狙っている。

 

 古川奈穂騎手の今週の騎乗馬(10月23日) 

【土曜阪神】

4Rカルド(牡2歳、栗東・高橋義忠厩舎)

7Rハイモビリティ(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎)

10Rチェルアルコ(牝4歳、栗東・森田直行厩舎)

12Rタケルラスティ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎)

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