
JRAは11月18日、20年の毎日杯・G3で勝ったサトノインプレッサ(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ディープインパクト)の競走馬登録を同日付で抹消したと発表した。今後は種牡馬(けい養先は未定)になる予定となっている。
同馬は父ディープインパクト、母サプレザの間に生まれた黒鹿毛の牡馬。フランスで調教された母は英G1のサンチャリオットSを3連覇(2009~11年)した名牝。日本のマイルCS・G1には09年から11年まで3年連続で挑戦して3、4、3着だった。
サトノインプレッサは19年秋にデビューし、毎日杯を無傷の3連勝で制した。また、無敗の3冠馬コントレイルが勝った20年の日本ダービーで力強い追い込みを見せ、4着と好走した。ただ、今年の東京新聞杯・G3(6着)以降は戦列を離れ、休養していた。
JRA通算成績は9戦3勝、JRA通算獲得賞金は8568万1000円(付加賞含む)。