
【東京11R・ダイヤモンドステークス】◎ワープスピードは昨年の3着馬。以降も阪神大賞典が2着。天皇賞・春でも5着に健闘と、長丁場の重賞で崩れず走れているステイヤーだ。
海外に挑戦した前走2着も高く評価できる。メルボルンCは、わかりやすく例えるならジャパンC、有馬記念の位置づけ。国内外のトップクラスが一堂に会し、豪州で最も人気があるG1。必然的に毎年レベルが高くなるうえ、日本では経験できない23頭立てという厳しいレースで、馬群をさばきながら強烈に伸びての鼻差惜敗は高く評価できる。
しっかり疲れをとってから調教を再開させたことで中間は元気いっぱい。1月の中旬から質の高い併せ馬を消化して、力を出せる出来にある。ここで初タイトルを手にして、今年の飛躍のきっかけにしたい。
ヘデントールは昨年の菊花賞2着馬。今春の目標である天皇賞・春を見据えての今年初戦だが、最終追い切りの動きが抜群で態勢は整っている。シルブロンは一昨年の3着馬。前走もタイム差なし2着とスタミナを生かせる舞台が合う。