
◆第42回フェブラリーS・G1(2月23日、東京競馬場・ダート1600メートル)
前走の根岸Sで重賞初制覇を果たして、G1取りに挑むコスタノヴァ(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎、父ロードカナロア)は2月22日、活気あふれる雰囲気で最終調整を終えた。朝一番に美浦のBダートコースを軽く流した後、ポリトラックコースを軽快なキャンターで約1周。最後は再びBダートコースをゆったりと駆け抜けた。
デビューからキャリアは9戦で、芝だった22年12月の新馬戦こそ11着に敗れたが、ダート替わりの2戦目から連対を外したのは2走前のクラスターC(6着)のみだ。太田助手は「もともと期待していた馬。こういう馬になってほしいと思っていた」と、大いに素質の高さを買っている。