ラストG1の音無厩舎3頭が東京競馬場に到着 陣営はサンライズジパングに「最後のG1。100%に近づけるように」

東京競馬場に到着したサンライズジパング(カメラ・浅子 祐貴)
東京競馬場に到着したサンライズジパング(カメラ・浅子 祐貴)

◆第42回フェブラリーS・G1(2月23日、東京・ダート1600メートル)=2月22日、東京競馬場

 3月初旬で定年引退を迎える音無秀孝厩舎からは、最後となるJRA・GⅠレースに3頭が出走。サンデーファンデー(牡5歳、父スズカコーズウェイ)、サンライズジパング(牡4歳、父キズナ)、デルマソトガケ(牡5歳、父マインドユアビスケッツ)が、同じ馬運車に乗って12時28分に東京競馬場に到着した。

 サンデーファンデー(田中助手)「大人しく無事に輸送を終えました。輸送で馬体が絞れてきっちり仕上がると思います。前走後は10日ほど放牧に出しましたが、緩めずに乗って、体調はいいです。もまれない位置を取らないと走れないことは分かっているので、内枠に行く馬が多いのはいいと先生も言っていました。もまれなければ逃げにはこだわっていません」

 サンライズジパング(平井助手)「何回も経験しているし、輸送は心配していません。今回は厩舎としても最後のG1になるので、100%に近づけるように調整しました。使いながら体が増えているように充実してきましたし、今年は絶対に走ってくれると思います。マイルはやってみないと分からないですが、どうしてもコーナーで遅れるので東京はプラス。自分のポジションでは運べれば脚は使える。2歳の頃からG1馬になれる馬だと思っていた。今回で僕の手は離れますが、サウジで走るフォーエバーヤングに続けるように。そこに行ける馬だと思うので結果を出したい」

 デルマソトガケ(田中助手)「海外遠征にも行っているので輸送は問題ありません。競馬に向けて自分で体を作るので、当日にはきっちり仕上がると思います。近走は精神的なものなのか勝負どころで反応がないみたいで能力を出し切れていない。ワンターンで変わってくれないか。実績はこの中に入っても最上位だと思うし、力を出せれば上位争いは可能だと思っています」

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