【阪急杯】大外を飛んできたカンチェンジュンガ重賞初勝利 幸英明騎手は現役最多タイ3勝目「気持ち良かったです」

大外から豪快に追い込んできたカンチェンジュンガ(手前)がV(カメラ・馬場 秀則) 
大外から豪快に追い込んできたカンチェンジュンガ(手前)がV(カメラ・馬場 秀則) 

◆第69回阪急杯・G3(2月22日、京都競馬場・芝1400メートル=1着馬に高松宮記念への優先出走権、良)

 高松宮記念の前哨戦に18頭が出走し、単勝7番人気のカンチェンジュンガ(牡5歳、栗東・庄野靖志厩舎、父ビッグアーサー)が、大外から差し切って重賞初勝利を飾った。初コンビの幸英明騎手は2017年のトーキングドラム以来の勝利で、浜中俊騎手、岩田康誠騎手と並ぶ現役最多タイの同レース3勝目となった。勝ち時計は1分21秒7。

 同馬はこれまでの4勝全てが1200メートルで挙げたもの。1400メートルではダートを含めて6、8着だったが、ここで結果を出した。

 2着は2番人気のアサカラキング(斎藤新騎手)、3着は3番人気のソーダズリング(浜中俊騎手)だった。

 幸英明騎手(カンチェンジュンガ=1着)「すごい脚でした。乗っていて気持ち良かったです。最後は外に出してほしいという指示だったので、出せる位置取りをしたいと思っていました。出した時は手応えがあったので、あとはどこまで伸びてくれるかという感じでしたが、うまく届いてくれて良かったです。(G1へ)十分。力のある馬なので楽しみです」

 庄野靖志調教師(カンチェンジュンガ=1着)「ここ2走が前が詰まったりして、脚を使っているけど勝ち切れないような競馬でした。枠も枠(8枠16番)だったので、思い切って外に出してもらいました。最後はいい脚を使ってくれて、そんなに流れが速くないなかでも差し切ってくれましたね。体は増えていた(12キロ増でデビュー以降、最高体重の496キロ)けど、調教であれだけ動けていたので心配していませんでした。今後は様子を見て決めます」

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