【ネオムターフC】シンエンペラーが逃げ切り海外重賞初勝利 次はドバイ・シーマクラシックでG1初制覇へ

坂井瑠星騎手騎乗のシンエンペラーが逃げ切りった(カメラ・高橋 由二)
坂井瑠星騎手騎乗のシンエンペラーが逃げ切りった(カメラ・高橋 由二)

◆ネオムターフカップ・G2(2月22日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場・芝2100メートル=10頭立て)

 日本から2頭が出走し、坂井瑠星騎手が騎乗したシンエンペラー(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)が逃げ切り、海外重賞初制覇を飾り、1着賞金120万米ドル(約1億8840万円)を獲得した。20年の凱旋門賞を制したソットサスを全兄に持つ良血馬が、22年オーソリティ以来の日本調教馬勝利で、新たな一歩を踏み出した。

 昨年の皐月賞5着、日本ダービー3着と上位争いを演じ、昨秋は欧州に遠征。アイリッシュチャンピオンSで3着に入り、迎えた凱旋門賞は12着に終わった。

 だが、帰国初戦のジャパンCで2着同着に入り改めて力を示すと、中東に渡った今年初戦で23年京都2歳S以来となる重賞タイトルをつかんだ。今後は受諾済みのドバイ・シーマクラシック・G1(4月5日、メイダン競馬場・芝2410メートル)に向かう予定。国内外を通じて初のG1制覇に挑む。

 他の日本勢はオイシン・マーフィー騎手騎乗のキラーアビリティ(牡6歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父ディープインパクト)が10着。武豊騎手が騎乗したアルリファー(牡5歳、J・オブライエン厩舎、父ウートンバセット)は3着に好走している。

【動画】シンエンペラーが逃げ切り!…ネオムターフカップのハイライト


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