
約4年ぶりの勝利を飾った7歳馬にSNSが沸いている。22日に行われた京都7R・4歳上1勝クラス(ダート1200メートル)は、6番人気のゴイゴイスー(牡7歳、栗東・中尾秀正厩舎、父ホッコータルマエ)が直線一気の末脚で差し切り、21年3月以来、3年11か月ぶりの勝利を飾った。単勝の配当は2660円。
6番人気に推されていた同馬は中団から運ぶと4角手前で外から徐々に進出し、直線で一気にスパート。なかなか前が止まらない流れだったが、ゴール寸前で先に抜け出した1番人気のフォルテローザをギリギリ首差とらえた。「ギャグ」を彷彿させる強烈な末脚は上がり3ハロン最速をマーク。同馬は20年10月にデビューしたが、初勝利まで8戦を要したホッコータルマエ産駒。1勝クラスに上がってからは2着4回とクラス卒業まであと一歩に迫っていたものの、勝ち星から遠ざかっていた。これで通算成績は33戦2勝となった。
馬名の「ゴイゴイスー」は、お笑いコンビ「ダイアン」津田篤宏のギャグとして知られており、「すごい」の最上級を意味するとされている。
この勝利にⅩ(旧ツイッター)ではトレンド入りするほど反響を見せている。「4年ぶりの勝利やったのね」「イエデゴロゴロ、ノビル、ゴイゴイスーが連続で名前を呼ばれるだけで面白い」「久々に微笑ましくなった」「スーを差し上げます」「ありがとう津田さん」「追い込みマジでゴイゴイスーだった」「トレンドのゴイゴイスーって、ダイアン津田さんの事じゃなくて競走馬の事?」「大器晩成型?!」などのコメントが寄せられている。