
★東京2R・3歳1勝クラスの馬トク激走馬=ルークススペイ
デビュー3戦目で初勝利を挙げたベストウォーリア産駒は現級でも3戦を消化。直近は2戦続けて6ハロン戦で4着とワンパンチ足りない印象のレースが続いている。
今回は未勝利を脱出した時と同じ府中の7ハロンに距離が延長。もともとスタートが速くないタイプだけに、6ハロン戦よりテンが落ち着くことでポジション取りも楽になる。
今回は「脚長で推進力ある」と「上位騎手騎乗」が激走馬の要因。特に後者の長浜鴻緒騎手は先週も人気薄の馬で1勝、2着3回の活躍を見せた。好調を続ける2年目の若武者から目が離せない。
★京都6R・4歳上1勝クラスの馬トク激走馬=シゲルオトヒメ
22年6月に未勝利を突破してから現級は22連敗中の6歳馬。2着2回を含む掲示板確保9回の内容を見れば、クラス卒業にあと一歩まで迫る力量は見せてきた。
しかも、前走は4角最後方の絶望的な位置取りから大外を回って、0秒4差の4着。前残りの展開でも上がり3ハロン最速を駆使して上位に顔を出した能力は見限れない。
激走馬の要因に挙げられるのが「脚長で推進力ある」と「能力指数が上位」の2点。さらには継続騎乗になる酒井学騎手がバイタルジョッキーに選ばれている点も後押しになる。
★小倉10R・皿倉山特別の馬トク激走馬=タガノバルコス
現2勝クラスで約2年近くも足踏みしているキタサンブラック産駒だが、前走は2位タイの上がりで後方から5着まで詰めてきたように復調を感じさせる内容だった。
現級で唯一連対しているのが昨年の皿倉山特別という舞台相性の良さも見逃せない。当時の勝ち馬が翌走の3勝クラスで2着に好走したレベルを考えると、クラス突破は時間の問題か。
今回は「好枠引き期待大」と「性別補正で浮上」の2点が激走ポイントになっているが、仕上指数も2位の数値を算出しているように状態面の良さが追い風になりそう。