
2月22日の東京4R・3歳新馬戦(ダート1600メートル、16頭立て)は、レッドエウロス(セン3歳、美浦・田中博康厩舎、父ルヴァンスレーヴ)が、単勝1・8倍の断然人気に応えて快勝した。勝ちタイムは1分40秒5(良)。
スタートはやや合わなかったものの、徐々にスピードに乗り5番手を追走。抜群の手応えで最後の直線を向くと、残り400メートルまで馬なりのまま進出。そこからゴーサインが出ると、グンとギアを上げて前を行く各馬を抜き去り、ノーステッキで1馬身1/4差をつけた。
近親にダートでG1級競争9勝を挙げ、昨年死んだヴァーミリアンなどがいる血統。原優介騎手は「セン馬で気性的にも怪しいというのは聞いていましたが、若さも見せずうまく運べました。実力は見ての通りで走る馬です。気性の危ういところを見せなければコンスタントに走ると思います。前に壁を作るのに時間がかかって力みがあったので、そのあたりが課題になってくると思います」と今後を見据えた。