【岩田康誠の熱血!!競馬道】シュバルツの末脚引き出したい

シュバルツカイザー
シュバルツカイザー

 的場文男さんが引退を発表されました。よくお話をさせてもらい、普通のオジさんというか面白い方なんです。ただ、68歳という年齢まで騎手を続けられたことは本当にすごい。特に肉体面より精神面です。昨年50歳になった私もできるだけ長く乗り続けたいと思っていますが、年齢を重ねると体の衰えを感じることもあります。しかし、それをしっかりと受け止め、騎手であり続けることには強いメンタルが必要。その点で非常に偉大だったと思います。長い間、お疲れさまでした。

 先週は京都記念のエヒトが7着。レースに動きが少なく、少しハミをかんでいましたが、全体的に頑張っていたと思います。3年2か月ぶりの騎乗でしたが、年齢的な面は感じませんでしたね。

 今週は土、日ともに京都での騎乗。阪急杯はシュバルツカイザーです。全く初めての騎乗ですが、ハマれば最後にグイッと伸びてきそうなイメージ。今の京都は馬場が緩くて、内も外もいい状態ではありません。だからこそ、ロスのない立ち回りが大事。道中でうまくためを利かせ、最後のひと脚を引き出したいですね。(JRA騎手)

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