
昨年7月の新馬戦で7馬身差の圧勝デビューを飾り、前走のホープフルSでは13着に敗れていたピコチャンブラック(牡3歳、美浦・上原佑紀厩舎、父キタサンブラック)は、報知杯弥生賞ディープインパクト記念(3月9日、中山)かスプリングS(3月16日、中山)に向かう。鞍上はいずれも石橋脩騎手を予定している。
2月11日に放牧先から帰厩して、2月20日は石橋脩騎手を背にして美浦・Wコース単走で5ハロン67秒4―11秒6を馬なりでマーク。上原佑調教師は「前走のダメージはなかったですが、精神的な課題が出てきてしまいました。この中間もピリピリしているので、そこがカギになると思います。能力はかなり高いと思うので、気持ちが集中できて力を出せれば」と、ポイントを指摘した。