武豊騎手の手綱で2戦2勝の3歳牝馬ロンが右前屈腱炎で長期離脱へ

故障が明らかになったロン
故障が明らかになったロン

 昨年9月25日の野路菊Sを勝ってデビュー2連勝としたロン(牝3歳、栗東・石橋守厩舎)が、右前脚の屈腱炎を発症していたことが分かった。6日、馬主であるキーファーズのホームページで発表された。

 武豊騎手が2戦連続して手綱を執り、芝2000メートル戦で3馬身半、4馬身差をつける圧勝続きで、将来を期待されるシルバーステート産駒。石橋守調教師は「走る馬は仕方ない面がある。(腱の損傷率が)10%未満だったのが不幸中の幸い。無理せず、年内に自己条件を使えれば」と沈痛な面持ちで説明した。ぶっつけで秋華賞(10月16日、阪神・芝2000メートル)に間に合う可能性もあるが、例年、収得賞金1000万円では出走も厳しく、2勝クラスからの再出発を目指す見込みだ。

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