【ケンタッキーダービー】13着惨敗クラウンプライドはハイペース追走で失速か 新谷調教師「ペースの速さが気になって」

13着に敗れたクラウンプライド(赤帽、カメラ・土屋真光)
13着に敗れたクラウンプライド(赤帽、カメラ・土屋真光)

◆第148回ケンタッキーダービー・G1(現地時間7日、米国チャーチルダウンズ競馬場・ダート2000メートル=良)

 日本から参戦しているクラウンプライド(牡3歳、栗東・新谷功一厩舎、父リーチザクラウン)は20頭立ての13着に惨敗した。クリストフ・ルメール騎手を背に序盤は好スタートから2番手につけたが、ハイペース追走が影響したのか直線で後退した。

 勝ったのは補欠から繰り上がりで出走したサニー・レオン騎手騎乗のリッチストライク(牡3歳、米国E・リード厩舎、父キーンアイス)。最内から追い込んでくると、先に抜け出したエピセンター(2着、Jロザリオ騎手)をゴール寸前で差し切り、3/4馬身差をつけた。3着はゼンダン(Fプラ騎手)。勝ち時計は2分2秒61。JRAで発売された海外馬券は、3連単が166万7880円の大波乱となった。

 新谷功一調教師(クラウンプライド=13着)「1コーナーの入りまでは良かったんですけど、そのあとペースの速さがずっと気になって…。気になっていた通りの結果になったと思います。騎手も今日はこの騎乗だけだったのでペース配分とかあまりうまくいってなかった気がします。馬の状態は特別イレ込むとかもなく、良かったと思います。ダートもあれだけスピードが出せたので合っていたと思います。流れがこの結果を生んだと思います。頑張ったのですが、結果を出せずにすみませんでした」

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