◆オークス・G1(5月22日、東京・芝2400メートル)枠順決定=5月19日・栗東トレセン
スタニングローズ(牝3歳、栗東・高野友和厩舎、父キングカメハメハ)は、1枠2番からのスタートとなった。
僚馬でチューリップ賞の覇者ナミュールの4枠8番にも笑顔を浮かべていた高野調教師が、フラワーC覇者がゲットした白帽にも自然とトーンが上がった。「内枠は前走(1枠1番)で経験していますし、今回はしかも偶数ですからね。レースの組み立てもしやすいです」とロスなく運べる絶好枠を大歓迎した。
今回コンビを組むダミアン・レーン騎手には18日の追い切りに騎乗。「いい反応だったし、仕上がりのよさを感じた」。鋭い動きでオーストラリアのトップジョッキーをその気にさせた。
絶好追い翌日の19日のメニューは運動のみだが、時間をかけて行い、汗を流した。「何の問題もなく臨めます。ナミュールとともにいい枠を引けましたし、2頭とも楽しみですね」と、トレーナーは自信を持って送り込む2頭で樫の女王の座を狙っている。