7月18日に盛岡競馬場で行われた第26回マーキュリーC(ダート2000メートル)に出走して8着に敗れたノーヴァレンダ(牡6歳、川崎・内田勝義厩舎)がレース後の上がり運動中にこん倒。心臓まひでそのまま息を引き取った。同馬を所有するキャロットクラブが同日、ホームページで明らかにした。騎乗していた森泰斗騎手も自身のツイッターに「ノーヴァレンダ号のご冥福をお祈りいたします…悲しい」とつづった。
ノーヴァレンダは、父ダイワメジャー、母モンプティクール(父クロフネ)の血統で、JRAの栗東・斉藤崇史厩舎からデビュー。2戦目で初勝利を挙げると、連勝で挑んだ2018年の交流G1の全日本2歳優駿で優勝。2歳ダート王に輝いた。その後は白星に恵まれず、昨年8月の阿蘇S(15着)を最後に南関東へ移籍。そこから復調し、移籍2戦目で1着となると、続く報知オールスターCを制して、さらに交流G2のダイオライト記念ではJRA勢を撃破。6歳夏ながら今後の活躍が期待されていた。通算成績は18戦6勝。