第73回毎日王冠・G2が9日、東京・芝1800メートルで行われ、1番人気のサリオス(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎、父ハーツクライ)が優勝した。春競馬でも”呪い”の予想に注目が集まったお笑いコンビ「霜降り明星」の粗品(友達という設定の「生涯収支マイナス1億円君」)が今週も自身のYouTubeチャンネルで予想を披露。本命馬に推したノースブリッジ(牡4歳、美浦・奥村武厩舎、父モーリス)は5着に敗れた。
粗品が予想した馬券は、サリオスとノースブリッジの2頭を軸に、レッドベルオーブ、ダノンザキッド、レイパパレ、ジャスティンカフェの4頭に流す3連単の軸2頭マルチだったが、残念な結果に終わった。さらには、ダノンザキッドのハプニングを暗示するような発言も飛び出したが、発走前にゲートを飛び出すアクシデントは粗品の呪いだったのだろうか。
春の安田記念・G1では、本命にした4番人気のソングラインが見事1着となり、“粗品の呪い”が一度は解かれたかに見えたが、秋競馬はスプリンターズSで本命に推したナムラクレアが5着に敗退。同日夜の凱旋門賞では外国馬全頭の単勝を買いながらトリガミになるなど、秋競馬も”呪い”が発動していた。