【菊花賞】フェーングロッテン陣営は鞍上・松若風馬騎手と一丸でタイトル奪取に挑む「松若くんのためにも頑張ってほしい」

松若騎手とのコンビで菊花賞に臨むフェーングロッテン
松若騎手とのコンビで菊花賞に臨むフェーングロッテン

◆第83回菊花賞・G1(10月23日、阪神・3000メートル)=10月17日、栗東トレセン

 フェーングロッテン(牡3歳、栗東・宮本博厩舎、父ブラックタイド)が兄に続きG1制覇を目指す。前走の新潟記念では初の古馬相手の重賞。直線では、馬群にのみ込まれそうな手応えにも見えたが差し返して3着に奮闘した。「普通なら終わってしまうところですが、盛り返して来ましたからね」と久保助手も勝負根性を評価した。

 昨年のスプリンターズSを制した兄・ピクシーナイト(父モーリス)は一流のスプリンターだが、半弟は父ブラックタイドの影響が強いのか中距離にも対応している。「(4走前に)ブリンカーを着けてからレースぶりが安定している。ジョッキーがこの馬の特長を分かってくれていることが強みですし、松若くんのためにも頑張ってほしい」と期待を込めて送り出す。

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