◆アルゼンチン共和国杯・G2(11月6日、東京・芝2500メートル)1週前追い切り=10月27日、栗東トレセン
秋初戦のオールカマーで5着に敗れたテーオーロイヤル(牡4歳、栗東・岡田稲男厩舎、父リオンディーズ)が10月27日、坂路で軽快な動きを披露した。
主戦の菱田裕二騎手が手綱を執り、坂路でウナヴォルタ(2歳新馬)と併せ馬。3馬身ほど先行し、ゴール前は追いついてくる僚馬と歩調を合わせる感じで馬なりのまま併入した。タイムは55秒0―12秒6。
岡田調教師は「馬なりで調整程度。予定通り、順調にきている。前走は休み明けのぶん反応がひと息で、しまいで伸び切れなかった。ひと叩きしたことはプラス」と上積みを強調。「距離もコースも合う。あとはハンデをどれくらい背負うかだね」と2月のダイヤモンドS以来、2度目の重賞制覇を見据えた。