11月6日の東京3R・2歳未勝利(芝2000メートル=10頭立て)は3番人気のアームブランシュ(牡2歳、美浦・竹内正洋厩舎、父キズナ)が直線で抜け出し、2戦目で初勝利をつかんだ。勝ちタイムは2分2秒1(良)。
デビュー戦から距離を2ハロン延長。スタートはひと息だったが、最後の直線では外に出して一気に抜け出した。上がり3ハロン33秒9はメンバー最速タイ。自身は2Rに続いて連勝となった吉田豊騎手は「折り合って走ってくれて、早めに外出して反応も良かった。最後までしっかり走ってくれましたね」と能力の高さを再認識した。
曽祖母は毎日王冠、スプリンターズS、京王杯スプリングC(すべてG2)など重賞を5勝したダイナアクトレス。初戦から馬体重は一気に20キロ増となったが成長分で、竹内調教師も「道中も上手に走っていました」と初勝利を評価した。ジョッキーは「気性がもっと大人になってくれればもっとよくなりそう」と期待を込めた。