引退レースとなる中山大障害・JG1(12月24日、中山)に向け、16日に美浦トレセンに帰厩したオジュウチョウサン(牡11歳、美浦・和田正一郎厩舎、父ステイゴールド)が17日、石神深一騎手が騎乗して馬場入りし、角馬場で軽めに体を動かした。主戦は「年齢もあるのか落ち着きがありますね。キャンターに行ったらうるさいしぐさも見せていたし、力強いなという感じです」と感触を口にした。
レース当日に予定されている引退式について和田正調教師は「引退式をやって頂けることは良かった」と感謝を表し、石神騎手は「なかなか携われることはないですし、珍しいことなので無事に引退式をできればいいですね。ラストランなので勝って終わりたいですね」と、2けたとなるJG1・10勝目へ決意を新たにした。