【船橋・森泰斗のタイトリスト】スペイスフォース地力上位「力を引き出したい」船橋競馬10R 

森泰斗騎手
森泰斗騎手

◆船橋2日目(11月29日)

 興味深い2歳戦が5Rで行われます。1200メートル戦に次代のスピードスター候補が集まりました。ジュンクッタラを狙います。9月の新馬戦は2番手追走から4馬身差をつける快勝。距離が200メートル延びますが、デビュー戦の走りから克服してくれそう。重賞戦線で見たい一頭です。

 【11R】展開を考えてアトミックフォースを本命に推します。この馬以外にハナを主張する馬が見当たらず楽に先手が取れそう。4走前に今回と同じ船橋のオープン、2200メートルを逃げ切っています。そこから4連勝と状態もすこぶる良さそう。JRA在籍時には芝で4勝し、20年新潟大賞典・G3で2着に入っています。単なる芝馬ではなく、ダートへの適応力も見せています。砂を入れ替えた船橋は、だいぶフラットな馬場になった印象。JRAのダートで4勝を挙げたドスハーツの差し脚も魅力的で、3連単はフォーメーション。(7)(2)―(7)(2)(5)―(7)(1)(2)(5)。

 2日目のきょう29日は、フルの8鞍に騎乗します。10Rの交流戦は、中央から参戦するスペイスフォースとのコンビ。JRAでは新馬戦から〈2〉〈2〉〈1〉着ですし、1勝クラスとなってからも、コンマ5秒差の4着があります。戦績から地力上位ですし、うまく流れに乗って力を引き出したいですね。

 9Rは好調馬が多い組み合わせ。ワークアンドビートはここ2走、〈8〉〈4〉着と案外ですが、2走前はハイペースで先行馬には厳しく、前走は差し有利の馬場状態でした。状態はいいので、改めて期待します。

 7Rはヴィッカース。船橋転入後【2234】で、掲示板を外したのは1度だけ。時計短縮の課題はありますが、1200メートルになるのはいいですし、ここも崩れず力を発揮してくれそうです。(船橋競馬所属騎手)

 【騎乗馬】

1R・メトリカルセオリーB

5R・カウンシルB

6R・ミツバチキャットC

7R・ヴィッカースA

8R・ナショナルモーC

9R・ワークアンドビートA

10R・スペイスフォースA

12R・リュウノマキロイB

(本紙評価)

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