香港国際競走・G1(12月11日、シャティン競馬場)に出走する手塚厩舎の2頭が12月1日、美浦・Wコースで国内最終追い切りを行った。
香港ヴァーズ(芝2400メートル)に出走するウインマリリン(牝5歳、美浦・手塚貴久厩舎、父スクリーンヒーロー)が先行し、香港マイル(芝1600メートル)に出走するシュネルマイスター(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キングマン)が追走してスタート。2頭ともにリズム良く走ると、4角でシュネルが内に潜り込み、外ラチ沿いを手応え良く馬なりのまま併入フィニッシュした。時計はシュネルマイスターが5ハロン69秒7―11秒9、ウインマリリンが同70秒0―12秒0。
動きを見届けた手塚調教師は「2頭ともに動きは良かった。状態は変わらずいいです」と出来の良さを伝えた。2頭は3日に香港に向けて出発する予定になっている。