【JRA賞】最優秀3歳牝馬はスターズオンアース 史上16頭目の牝馬2冠

オークスを制して史上16頭目の2冠牝馬となったスターズオンアース(手前)
オークスを制して史上16頭目の2冠牝馬となったスターズオンアース(手前)

 JRAは10日、2022年度のJRA賞を発表し、桜花賞、オークスを制したスターズオンアース(牝3歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ドゥラメンテ)が、最優秀3歳牝馬に選出された(年齢は22年時点の表記)。得票したのは秋華賞を制したスタニングローズとの2頭のみだったが、投票数288票のうち286票をスターズオンアースが獲得した。

 同馬は21年8月にデビュー(2着)すると2戦目の未勝利戦で初勝利。赤松賞(3着)の後、フェアリーS・G3、クイーンC・G3で連続2着に惜敗し、あと一歩でタイトルを逃してきたが、7番人気で迎えた桜花賞・G1は中団から鋭く抜け出して1冠目を奪取した。続くオークス・G1も3番人気だったとはいえ、8番手からメンバー最速の上がりで差し切り、史上16頭目の牝馬2冠を達成した。

 オークス制覇後に両前脚の剥離骨折が判明したが、牝馬3冠ラストの秋華賞・G1に出走。史上7頭目の牝馬3冠は逃したとはいえ、3着と底力を見せた。レース後、宮城・山元トレセンに放牧に出され、年内の休養が発表された。次走は未定だが、現在も同トレセンで調整されている。

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