【京成杯】ソールオリエンスが2馬身半差で圧勝 横山武史騎手「かなりの能力をもった馬」

2連勝を飾ったソールオリエンス(左)(カメラ・荒牧 徹)
2連勝を飾ったソールオリエンス(左)(カメラ・荒牧 徹)

◆第63回京成杯・G3(1月15日、中山・芝2000メートル、良)

 3歳限定のG3は9頭立てで争われ、1番人気のソールオリエンス(牡、美浦・手塚貴久厩舎、父キタサンブラック)が横山武史騎手を背に、4コーナーで外に膨れながら末脚を伸ばし、後続を突き放してゴール。新馬Vからの2連勝で重賞初制覇を飾った。2020年富士S・G2を制したヴァンドギャルドの半弟という血統馬。勝ち時計は、2分2秒2。

 2馬身半差の2着は9番人気のオメガリッチマン(石川裕紀人騎手)が食い込み、1番人気のセブンマジシャン(クリストフ・ルメール騎手)は3着に敗れた。

ソールオリエンスを2連勝に導いた横山武史騎手(左)と手塚貴久調教師(左から3人目)ら(カメラ・荒牧 徹)
ソールオリエンスを2連勝に導いた横山武史騎手(左)と手塚貴久調教師(左から3人目)ら(カメラ・荒牧 徹)

 横山武騎手(ソールオリエンス=1着)「かなりの能力をもった馬だと思います。言い訳になってしまいますが、調教の時は右に倒れるしぐさがあったので、そこを気をつけようと思っていましたが、逆に馬を気にしてか左に大きくふくれてしまって、他馬に迷惑かけてしまったので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。調教の時からすごく走ると思っていましたが、ただ、まだ緩いのでこの馬場はすごく心配でしたし、3コーナーで手応えが怪しくなりましたけど、今日は能力ですべてカバーしてくれて、改めて強い馬だと認識できました。馬を気にする面であったり、まだ体も全体的に緩い馬ですので、精神的にもフィジカル的にも成長がほしいですが、期待していい馬だと思います」

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