◆第70回日経新春杯・G2(1月15日、中京・芝2200メートル、稍重)
伝統のハンデ重賞は14頭立てで争われ、2番人気でトップハンデ59キロのヴェルトライゼンデ(牡6歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ドリームジャーニー)がデヴィッド・イーガン騎手を背に、直線で力強く末脚を伸ばし、差し切った。昨年のジャパンC(3着)以来の今年初戦を制し、22年鳴尾記念以来の重賞2勝目を挙げた。イーガン騎手はJRA重賞初制覇。勝ち時計は、2分14秒2。
首差の2着に10番人気のキングオブドラゴン(坂井瑠星騎手)が残り、さらに首差の3着は4番人気のプラダリア(松山弘平騎手)だった。1番人気のロバートソンキー(伊藤工真騎手)は5着に敗れた。
吉田隼人騎手(ハヤヤッコ=6着)「イメージと違って素軽さがあって、いい馬でした。正攻法の競馬で頑張っていると思う」
富田暁騎手(ダンディズム=7着)「いつもよりポジションが取れて、この馬のレースはできました」
福永祐一騎手(プライドランド=8着)「馬場は大丈夫でした。力及ばずですね」
国分恭介騎手(アフリカンゴールド=9着)「ハミを取って気分良く走れた。展開次第ではこれからもやれます」
Mデムーロ騎手(プリマヴィスタ=12着)「ハミを取ったけど、思ったより伸びなかった」
和田竜二騎手(イクスプロージョン=13着)「もう一歩、動き切れない。本来の走りではなかった」
角田大河騎手(モズナガレボシ=14着)「ゲートでつまずいたぶんが大きく響きました」