【シルクロードS】4連勝中マッドクール、雪の坂路で豪快な伸び 池添学師「余裕ある動き」

坂路を単走で駆け上がるマッドクール(カメラ・高橋 由二)
坂路を単走で駆け上がるマッドクール(カメラ・高橋 由二)

◆第28回シルクロードS・G3(1月29日、中京・芝1200メートル)追い切り=1月25日、栗東トレセン

 昨年5月の未勝利から4連勝でオープンまで駆け上がってきたマッドクール(牡4歳、栗東・池添学厩舎、父ダークエンジェル)は坂路を単走。前日からの雪が積もり重くなった馬場だったが、苦にすることなく馬なりで駆け上がり、反応を確認したラストもしっかりとした脚勢で53秒8―12秒1をマークした。クラスが上がっても好時計で完勝を続ける4歳馬が、一気の5連勝重賞初Vへ態勢を整えた。

 池添学調教師は「木曜の追い切りも考えましたが、雪が残ることが嫌だったですし、金、土曜で調整もできますから。馬場は悪かったですが、余裕ある動きでしたし、時計もよかった。一気に相手は強くなりますが、ハンデは有利ですし、いまの力のいる中京の馬場も合っていますから」と手応え十分だった。

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