◆サルヴァトーレ(1月29日、東京5R・3歳未勝利、芝1600メートル=1着)
好発を決めてハナをキープ。リズムよく進んで最後の直線に突入し、後続を引き離しながらきっちりと勝利をつかみとった。
菅原明は「回数(デビュー6戦目)を使った分、気持ちが入っていて折り合いが難しい状態だった。掛かり気味でしたけど、それでも力があるので踏ん張ってくれました」と馬の能力を高く評価した。
昨年9月のデビュー戦こそ10着と大敗したが、その後は3、2、2、2着と安定感を増しており、力のあるところは見せていた。半姉にはアイビスサマーダッシュ連覇など重賞5勝のベルカント(父サクラバクシンオー)、アーリントンCと京都牝馬Sを制したイベリス(父ロードカナロア)がいる血統。きょうだいに負けじとこれから白星を積み上げていく(恩田 諭)