武豊騎手=栗東・フリー=は2月4日の小倉1Rをスマートアイ(牝3歳、栗東・寺島良厩舎、父ヘニーヒューズ)で勝ち、前人未到のJRA通算4400勝を達成した。1987年3月1日に初騎乗から2万3905戦目での達成。重賞はG1の79勝を含む350勝。
1月21日の中京8Rをタイミングナウで勝ち、4399勝目を挙げて王手をかけていたが、以降3開催日足踏みが続いていた。4日、今年初参戦となった小倉では7鞍に騎乗予定で、その1鞍目で区切りの数字に到達した。
武豊騎手「どうもありがとうございます。直線で声援、拍手、歓声が多く、土曜の1Rとは思えない感じでした。先週勝てなかったので、早く、できれば1Rで決めたいと思っていました。競馬は1つ勝つのも大変で、長く時間をかけてここまで勝たせてもらいました。改めてすごく幸せだと思います。小倉は縁のある競馬場で、区切りの勝利が多いですね。もちろんいつもですけど、我々ジョッキーとしてできることはいいレースを作ること。みんなでそういうレースを作っていければと思います。(来月誕生日を迎えるが)年は忘れました。これからいい馬、いいレースがたくさんあるので、まず目の前の次のレースを勝ちたいです。一つずつ積み重ねていきたいなと思います。多くの方に応援していただきありがとうございます。まだまだ未熟なので、頑張っていきたいです。史上最年少で4400勝ですね(笑い)」