◆第97回中山記念・G2(2月26日、中山競馬場・芝1800メートル)=2月20日、美浦トレセン
2021年のNHKマイルC勝ち馬、シュネルマイスター(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キングマン)が今年の初陣を迎える。
2月15日の1週前追い切りでは、Wコースで馬なりだったため、7ハロンは99秒3と目立たないが、ラスト1ハロンは11秒7と軽快な動きを披露。手塚調教師は「いつも時計だけ出ちゃうから、いろいろ考えて全体的に時計を落としたけど、順調だと思います」と状態に自信をのぞかせた。
昨年は5走したが未勝利。秋3戦はマイルCSの5着が最高着順と、G1馬の貫禄を示せずにいた。トレーナーも「昨年はスランプで成績が伴ってこなかったが、今年は汚名返上の年になれば」と、気合を入れ直す。
まずは初戦のここで勝利が欲しいところ。「メンバーは強いけど、こっちもG1馬。格負けはしないよ」と言葉に力を込めた。