◆阪急杯・G3(2月26日、阪神・芝1400メートル=1着馬に高松宮記念の優先出走権)
実績断然のG1馬グレナディアガーズ(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎、父フランケル)が、重賞3勝目に向けて好仕上がりを見せている。
昨年の阪神Cはダイアトニックとゴール前まで接戦を演じ、鼻差の2着。連覇はならなかったものの、大外18番枠、6月のプラチナジュビリーS・英G1(19着)以来の実戦という厳しい条件のなかで健闘した。福永助手は「勝ち馬とは枠順やコース取りの差もありましたし、海外遠征からの帰国初戦で休み明けだったことからすれば、改めて力を示すレースができたと思います」と振り返る。
先週は初コンビとなる岩田望来騎手を背に、栗東・坂路で52秒2ー11秒8をマーク。同助手は「太め感のない体つき、問題のない動きを見せています」と順調ぶりを語った。【2300】と相性抜群の芝1400メートルで、21年阪神C以来のタイトルを手にする。