◆第60回報知杯弥生賞ディープインパクト記念・G2(3月5日、中山・芝2000メートル)1週前追い切り=2月22日、栗東トレセン
昨年のホープフルS・G1で2着のトップナイフ(牡3歳、栗東・昆貢厩舎、父デクラレーションオブウォー)が、CWコースでサードフォース(4歳1勝クラス)と併せた。横山典を背に4馬身ほど追走し、7ハロン98秒3―11秒4で半馬身先着。昆調教師も「オーバーワークにならないように。馬に余力が出てきたね」と納得の表情を浮かべた。
2走前の京都2歳Sでは4角で大きな不利を受けながら、直線で伸びて2着。前走は鼻差の惜敗だった。トレーナーは「馬体に緩さがあったので、芯が太くなるようにやってきた。牝馬っぽい感じだったが、迫力が出てきた」と成長をみてとる。前走は逃げたが、控える形でも競馬ができる自在性が武器。「中山は合う」と勝機を見込んだ。