【UAEダービー】デルマソトガケが逃げ切り ケンタッキーダービー参戦へ 日本馬が4着までを独占

ルメール騎乗のデルマソトガケが逃げ切り勝ち(カメラ・高橋 由二)
ルメール騎乗のデルマソトガケが逃げ切り勝ち(カメラ・高橋 由二)
ルメール騎手がガッツポーズ(カメラ・高橋 由二)
ルメール騎手がガッツポーズ(カメラ・高橋 由二)

◆UAEダービー・G2(3月25日、メイダン競馬場・ダート1900メートル=13頭立て)

 【ドバイ(UAE)25日=松末守司】サウジダービーで日本馬最先着の3着に入ったデルマソトガケ(牡3歳、栗東・音無秀孝厩舎、父マインドユアビスケッツ)がクリストフ・ルメール騎手=栗東=との初コンビで後続に5馬身差をつける鮮やかな逃げ切り勝ち。2022年全日本2歳優駿に続く重賞2勝目、海外重賞初制覇を飾った。日本調教馬は2022年のクラウンプライドに続く連覇。2016年のラニを合わせて同レース3勝目となった。勝ち時計は1分55秒81。

 レース後、音無調教師はこの勝利でケンタッキーダービー・G1(5月6日、米国チャーチルダウンズ競馬場・ダート2000メートル)へ向かうことを明言した。

 2着にドゥラエレーデ(牡3歳、栗東・池添学厩舎、父ドゥラメンテ)、3着にコンティノアール(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ドレフォン)、4着にペリエール(牡3歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父ヘニーヒューズ)と日本馬が1~4着を独占した。また、ゴライコウ(牡3歳、栗東・新谷功一厩舎、父ホッコータルマエ)は12着に終わった。

 

 クリストフ・ルメール騎手(デルマソトガケ=1着)「序盤があまり速くない馬ですが、今日はゲートの出が良く楽に好位に付けることができました。メイダンの馬場はこの馬に合っていましたね。ずっと手応えがとても良かったですし、追い出してからもすごくいい反応でした。これだけ抜け出せば、この競馬場では差されないと思っていた。(4着までを独占し)日本馬は強いですし、いい馬が集まっていますからね。非常に才能のある馬。それを見せることができてうれしい」

→→次頁にUAEダービーのハイライト&音無調教師のインタビュー動画→→


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