【ニュージーランドT】無敗の2歳王者ドルチェモア、まさかの7着 横山和生騎手「気持ちの面が違いました」

23年初戦は7着でデビュー初黒星を喫したドルチェモア(カメラ・荒牧 徹)
23年初戦は7着でデビュー初黒星を喫したドルチェモア(カメラ・荒牧 徹)

◆第41回ニュージーランドトロフィー・G2(4月8日、中山・芝1600メートル)

 1~3着にNHKマイルC・G1(5月7日、東京)の優先出走権が与えられる重賞は3歳の牡牝16頭によって争われ、ミルコ・デムーロ騎手とコンビを組んだ2番人気のエエヤン(牡、美浦・伊藤大士厩舎、父シルバーステート)が重賞初挑戦で初タイトルをつかんだ。勝ち時計は1分33秒7(稍重)。デビュー3連勝、重賞2勝の実績で圧倒的1番人気を集めた昨年の最優秀2歳牡馬ドルチェモア(横山和生騎手)はリズムよく先頭で運んだが、直線で後退し7着に敗れた。

 5番人気のウンブライル(クリストフ・ルメール騎手)が1馬身1/4差の2着。1月の京成杯で6着だった7番人気のシャンパンカラー(内田博幸騎手)がさらに首差の3着に入り、前走のクイーンCで3着だったモリアーナ(武藤雅騎手)は4着でまたもタイトル獲得はならなかった。

 横山和生騎手(ドルチェモア=7着)「ゲート裏の雰囲気だったり、ゲート入りを渋ったりしていたので、休み明けのぶんか、気持ちの面が違いました。馬なりでゲートを出てしまったので、あれ以上下げることはできませんでした。それにしても負けすぎですが、休み明けを使って良くなりそうな雰囲気はあった。とはいえ人気を背負っていたので、今日は結果を出せず申し訳ありませんでした」

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