【フローラS】母がG13勝馬レシプロシティ 田村調教師「チャンスがあっていい」

田村調教師が期待を持って送り込むレシプロシティ
田村調教師が期待を持って送り込むレシプロシティ

◆第58回フローラS・G2(4月23日、東京競馬場・芝2000メートル)=4月17日、美浦トレセン

 欧州G1・3勝馬を母に持つレシプロシティ(牝3歳、美浦・田村康仁厩舎、父キズナ)が、目標とするオークス切符取りへ着々と態勢が整えられている。前走は大きく離れた前を行く2頭を見る形の3番手から、最後の直線で一気に抜け出し2戦目の初V。素質の高さをうかがわせる内容だった。

 母は英国のG1・サンチャリオットSを09~11年に3連覇したサプレザという良血。その3年いずれもマイルCSに3年連続参戦し、(3)(4)(3)着と好走するなど日本でもなじみが深い名牝だ。田村調教師は「もともとオークス狙いだったし、力をつけてきている。実績では見劣るけど、チャンスがあっていい」と期待を持って送り込む。

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