【京都・11R】馬場の傾向を把握するまでに時間はかかりそうだが、開幕週はセオリー通り芝、ダートともに先行有利と判断。直線が平坦なコースに替わり、重戦車◎ドンフランキーが押し切るとみた。
600キロに迫る超大型。発馬センスとスピードを武器に着実にステップアップしてきた。昇級戦の前走も楽にハナ。ペースが速かったため最後の坂で失速したが、通用の力は示した。「間隔が空いていたぶん、少し体に余裕があったかも」とはレース後の池添騎手。良化の余地を口にしていた。
この中間は活気に満ちあふれた動きを連発。素軽さが増している。後肢の緩さも徐々に解消。2か月ぶりを使っての上積みが見込める。これまで良績はダート7ハロンに集中しているが、二の脚も速く距離短縮は間違いなくプラス。五分のスタートさえ決まれば、ゴールまで踏ん張り通す。
サンライズアムールはダートで5戦4勝。立ち回りも自在で底を見せていない。近場の京都ならカセノダンサーも反撃必至。末脚の破壊力はメンバー屈指と言えるリアンクールも押さえる。